できました。スイッチを踏むと、LEDが点灯しました。因みにLEDは、回路をバイパスしたとき（つまりソロ〜リードを弾くとき）に点くようにしました。手持ちのウクレレとアンプを繋いで試験をしてみると、ちゃんと思ったように動作しました。フットスイッチはもう少し手前でもよかったかもしれません。

　LEDは高照度タイプなので、正面から直に見ると目が悪くなりそうですが、明るいライブ会場でも確認できるだろうと思います。

　フットスイッチ（プッシュスイッチ）は、エフェクター作りの定番らしいミヤマのDS-008を使いました。他のスイッチにする場合は、必ずオルタネイト式のプッシュスイッチを使ってください。プッシュスイッチにはオルタネイト式とモーメンタリー式があり、モーメンタリー式は押している間だけスイッチが入り、離すと切れてしまいます。なのでモーメンタリー式でエフェクターを作ってしまうと、エフェクトを掛けている間中スイッチを踏み続けなければならなくなります(笑)。


　前にも書きましたが、このプリセットボリュームボックスはパッシブなので、音量をカットすることしかできません。なので使い方としては、ギターやアンプのボリュームを、ソロを弾くときの音量にセットしておいて、その後ボリュームツマミを回してバッキングの音量になるようにボリュームを絞る、というのがいいと思います。


　今回はパーツを、千石電商の通販で揃えました。全て新品で揃えたので、送料を入れると3,000円程度になりましたが、手持ちの部品がある場合には、もう少し安くできるでしょう。因みにショップカスタムメイドでは、7,000円程度するようです。