先ずはケースを加工します。ケースにはタカチのアルミダイキャストボックス TD8-11-5Nを選びました。今回のシンプルな回路を入れるにはちょっと大き過ぎるかなと思いましたが、演奏中に頻繁に踏むことになるので、ちょっと大きめのしっかりしたものの方が安心だろうと思います。
部品のレイアウトを現物合わせで探り、各部品が干渉したり、プラグを差した状態でプラグ同士がぶつからないようなレイアウトを工夫しました。綺麗に仕上げるためには、先ず穴を開ける位置にセンタポンチでくぼみを作り、ドリルで穴あけしてからテーパーリーマで穴を広げます。リーマは少しずつ穴を広げては部品を挿してみて、穴を広げすぎないように注意して加工します。
穴が空いたので、先に部品を取り付けてしまいます。その方がハンダ付しやすいからです。この時点で既にエフェクターらしくなっています。
中身はこんな感じです。向かって左側がINで右側がOUTです。LEDはネジ止めのブラケットを使って固定します。
配線が終わりました。わかりやすいようにちょっと大きめの写真にしました。ボリューム(半固定抵抗)は、エレキギターの入力も想定して、500kΩにしました。電池ボックスは、ライブ中に踏んだりして電池が外れないように、蓋のあるタイプにしました。