ケースの加工が済んだので、今度はラジオの中身を製作します。ケースに取り付ける部品の取り回しを考慮して、リード線の長さを決めていきます。オリジナルの回路ではマグネチックイヤホンを使うところをこのラジオではスピーカーを使います。インピーダンス8Ωの直径5cm程度の小さなスピーカーを選びました。低周波の増幅はトランジスタ1個なので、スピーカーが駆動できるか心配でしたが、動作確認をしたら鳴りました。小さい音ですがはっきり聞こえて、これなら枕元で聞くのにちょうどいいでしょう。他にオリジナルの回路と違うのは、バーアンテナに手持ちのBA200を使ったことです。コイルの回路図が付いていますので、迷わず配線できました。無事に動作確認ができたので、ケースに部品を組み込んでいきます。